また一歩進んだ

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ガン随筆

昨日、掛かりつけのクリニックで休養が必要との診断書をいただいてきた。
パニック発作、突発性難聴、適応障害、不眠症・・・診断書には医師に伝えた不調が列挙されていた。総合的にはストレス性身体表現障害と言うらしい。3年前の食道ガンから続いていた。
よくぞ耐えていたなと自分で自分を褒めてあげたくなった。

会社側の了解も既に取っていて、エビデンスとして医師の診断書を求められていた。
この診断書を会社に提出すると、いよいよ私傷病休職に戻ることになる。
また一歩進んだことになる。

先のことは分からないが、このまま休職期間終了を迎えて退職する可能性が高い。
いわゆる普通の辞め方ではない。他人に引き金を引かれたような悔しさは残っている。
ただ、逆に会社の福利厚生制度をかなり有利に使って辞める方法とも言える。
給料が全て支給される短期私傷病休職があと5週間分、その後は給与は無くなるが長期私傷病休職手当てが18ヶ月支給される。
額は減るが生活はなんとかなるだろう。その間にゆっくり次の人生を決めれば良い。

無理無理会社にしがみついて4年間つまらない時間を過ごし、同じIT業界に転職する人生にあまり魅力を感じない。
この先の人生の4年間は貴重だ。だったら可能性を追及して自由に生きたい。

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