ガンになって視界が変わった

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ガン随筆

ガンになって明らかに仕事との距離感が変わった。昔みたいにガムシャラになれなくなった。
うつ症状なのかもしれないが、視野が広がったのではないかとGunオヤジ自身は思っている。

人生がまだまだ続くと思っていた時は、目の前の競争に勝つことや負けないことに全力を注いでいた。自分が「あと一年しか生きられないとしたら」と思ったら、もっと他人の役に立つことをしたいと思った。

人生の残り時間を意識するようになってGunオヤジは何に時間を投資すべきかを考えるようになった。当然仕事以外のことも視野に入ってくる。その辺りが仕事との距離感に表れているのではないかと思う。

決して今の仕事が人の役に立っていないというわけではない。ただ、Gunオヤジはもっと人の喜ぶ顔を見たいと思う。他人に喜んでもらえることはとても心を豊かにしてくれるからだ。仕事はそれなりにやりがいもあるが、他にも人の役に立つことはある。そんなことにも興味がある。

人の一生など短い。そして、ごく一握りの人を除いて足跡を残すことなどない。Gunオヤジも間違いなくその他大勢の一人だろう。それはそれでいいと思う。
だからこそ他人のためにもなっておきたいし、そんな自分の心に素直に生きたいと思う。

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