Gunオヤジの部門のリストラ騒動は治まったものの、Gunオヤジの気持ちの中は未だ治まらない。
18:00からの回を予約して2度目のトップガン・マーベリックを観に行った。
同じ映画を2回も観に行ったのは人生初のことだ。でも、知り合いは既に3回観に行ったというし、なんかこのモヤモヤが解消されるかなと期待した。
前回はストーリーも分からないままで、驚きと感動と懐かしさの連続だったが今回は一応ストーリーは押さえている。その分余裕を持って楽しめる。
「でも、今じゃないです」という字幕も「ノット トゥデイ」と音声に耳を傾ける余裕があった。
前作で死んだ親友が弾き語る「Great balls of fire」が今回も要所要所で使われている。直訳すれば「火の玉ロック」だが「イカす女」と褒める歌だし、人に対して使えば「お盛んですね」という意味になるらしい。
前作を彷彿とさせるオープニング・シーンの後、いきなりマック(マッハ)10に挑戦のシーン。トップガンの方向性が変わったのかと思ったが、マーベリック=先駆者=一匹狼の面目躍如たるエピソードだった。
その後も相変わらずの破天荒ぶり。破天荒ではあるが感性をフルに使っていて的を得ている。そしてそれを貫くことにブレがない。
50代後半にして未だお盛んなトム。無駄にバイクでかっ飛び、全力疾走シーンもある。ジェット機を撃ち落とされたにも関わらず死なないどころか、山の中を全力疾走して敵の空軍基地からジェットを奪って脱出。新型ジェットと空中戦をして撃ち落とすなど絶対にあり得ない展開なのだが、勢いに飲まれて不自然な感じがしないのはトップガン・マジックか。
死ぬ危険が高いミッションを任されてもプライドを掛けてイエッサーと志願するUSネイビー・パイロット達。外資系企業と言えば待遇が良いという印象があるが、一方で実力がなければ相手にもされないドライな世界。
誰もができるミッションではないが、能力を駆使してやり遂げる。実力主義とはそういうこと。
Gunオヤジは改めて外資系企業で働く厳しさを見せつけられた気がした。
今できることを全力でやる、しかない。
そしてやるだけやったら引退して、ゆっくりのんびり好きなことやればいい。
トップガンお代わりして良かった。得るものがたくさんあった。
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