人の横に夢と書く

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ガン随筆

Gunオヤジが死んだらまず友人知人の記憶の中から消えるだろう。数日間だろうか。たまに思い出されることもあるかもしれないが、それもだんだんと少なくなっていく。

妻の記憶の中には少しだけ長く存在する。それでも2,30年も経てばその妻も死を迎えるはずだ。

Gunオヤジの伝記が残る可能性は無いが、伝記が残るほどの偉人でもその実像を知る人など数十年経ったら存在しなくなる。
今の時代、システムのデータベースの中に生きた痕跡は残るだろうが、日々発生する新たなデータに埋もれて所詮はメタデータの一部になるだけの話。

儚いとは人の横に夢と書くが、まさに人生は一睡の夢の如きかな。

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