代替療法の功罪

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ガン随筆

日本で認められているガンの治療法は主に3つで「手術、放射線、抗がん剤」。
最近はそこに「免疫療法」が入って4大治療法と言われている。
その他保険が効かない「先進治療」や健康食品やサプリに代表される「代替治療」や「民間治療」がある。

Gunオヤジは3年前に食道がん、そして先月胸腺腫の手術をした。
幸いどちらもR0切除であり抗がん剤治療も放射線治療もやっていない。
でもだからと言って再発転移の危険がないというわけではない。

知り合いが情報をくれたり、人によっては直接サプリをくれる人もいる。
それらは代替療法にあたる。お医者さんに聞くと「科学的に立証されていない」とか「誤差の範囲」と言われる。
それでも縋りたくなるのはガン患者の性だと思うし、知り合いが好意でくれるものを気持ちよく飲むことは精神衛生面から良いような気がする。
GunオヤジはビタミンCとプロポリスを摂取している。

ビタミンCは月1回で静脈点滴を行なっている。保険が効かずに高い。それとは別に粉末を毎日飲んでいる。大きく育ち過ぎた胸腺も両肺の肺がんもここ2,3年で大きくなっていなかった。消えてはいないが大きくもなっていないのは、もしかしたら効いているのかもと思ってしまう。どうせ効かなくてもビタミンCは万能薬、この程度の投資で少しでも安心が買えるなら安いものだと続けている。

プロポリスは臭い。一年契約の錠剤を飲んだらやめようと思っていたが、知り合いが液体のもっと凄いのをくれた。気持ちが嬉しいし、あの臭さは体に良さそうなので、これらを飲み終えるまでは続けようと思っている。

代替療法を過度に頼りはしないが、それで安心感が高まったり、嬉しい気持ちになるなら取り入れても良いと思っている。

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