全部だと思っていたのに

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ガン随筆

肺がんを告知されたのは昨年年初。正確には3年前の食道ガンの時に影が見つかっているが、当時は食道ガンが大変だったせいか、カルテに僅かな記載はあるものの経過観察となっている。
そして食道ガン手術経過1年後に再度検査しようということになり、その半年後に初期のガンだと告知された。それが昨年の年初となる。
正直ショックで「2つ目のガンですか」と聞いた覚えがある。すかさず先生から「両方の肺にあるから3つです」と言われた。

ショックは更に大きくなった。でも全部原発ガンだし、肺ガンもごく早期ということでリスクを全部コントロール下に置いているという安心感もあった。

今回大きくなり過ぎた胸腺腫が新たに発見された。ということは他にもガンがある可能性が否定できない、他にも見落としているうちに大きくなっているガンがあるかもしれないということになる。

3つのガンで全部だと思っていたのに4つめのガンが現れてしまった。しかも2つめ3つめはまだ小さいので経過観察だが、この4つ目のガンは発見が遅れてしまった。2センチになったら要注意のところ4センチまで成長しているという。
もの凄い虚脱感に襲われている。

そうは言っても今日、病院で4つ目ガンの手術日程を決めてくる。
嫌な結末も想像してしまうが、悲しいことに逃げられない。
とにかく今日、最善の対応策を病院と話し合ってきたい。

夕方になったら1人映画館でトップガンを見て元気をもらおう。
4回目の鑑賞になる^^;

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