夏はいい。テレビで心霊モノを沢山やっている。Gunオヤジは幽霊の類を信じていない。宇宙の歴史をまともに考えたらそんなものがいるわけないことがわかる。Gunオヤジはへそ曲がりだ。どちらかと言えば、映像のタネを見つけたり、作り話の矛盾点をつくのが好きなのだ。
今日見たテレビでは「死んだ男性が棺に入れてもらいたいものを霊能者を通して遺族に伝える」という不思議体験の再現をやっていた。その話の真偽にはあまり興味がないが、自分が棺に入る時一体何を一緒に入れてもらおうかと考えるきっかけになった。
どうせ死んだら意識も魂もなくなるので意味がない・・・という考え方が論理的だが、ちょっと寂しい。火葬ぐらいはしてもらえるだろうから、少しはロマンがあってもいいのではと思っている。
ちなみにテレビの男性が入れて欲しかったものは、死んだ妻からもらったお気に入りのニット帽だった。
Gunオヤジの場合はなんだろう。やっぱり妻からもらった指輪だろうか。
Gunオヤジは左手の薬指に疾患がある。指の背が痒くて、かき過ぎてガサガサしている。とても指輪などつけられなかった。なので結婚指輪を作っていなかった。
結婚して20年くらいした頃だろうか、薬指がダメなら小指にすれば良いことに気がついた。小指の指輪なのだからとちょっと遊んだデザインの指輪を選んでみた。
そして妻がそれをプレゼントしてくれた。
ステンレスなのでシルバーのように曇ることもない。
決して高いものではないが、一緒にもっていくとするならば、やっぱりこれだろうか。
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