自分が死ぬのはなぜ辛いのか。
病気が進めば痛みが出る。痛みに耐えるのは辛い。
でも医療用痛み止めを使えば辛さは抑えられるだろう。
治療薬によるだるさや吐き気なども辛いかもしれない。ただの延命なら治療薬は飲まずに受け入れようとおもう。
息を引き取る最後の瞬間は見た目には辛そうだが、きっと本人は脳内麻薬が出まくっていて夢心地だろうと思っている。
死んだあとはもう何も体験できなくなることに対する絶望感はあるが、死んでしまえばそれを残念に思うことすらできないから見方によっては問題ない。
では、近親者が死ぬのはなぜ辛いのか。
もう二度と会えなくなるという寂しさがある。
でも、人は誰でも「居なくなる」という現実がある。この現実からは逃げられない。
できることは生きているうちに良い時間をたくさん重ねておくこと。
生きているうちにすべき一番大切なことはそれではないだろうか。
「無」。
死とは「居なくなる」だけのこと、そう考えたら少し気楽になった。
Gunオヤジも食道ガン手術から4年半が経つ、少しだけガンで死ぬことを受け入れてきたのかもしれない。
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