9月 7日 入院
9月 8日 麻酔カウンセリングへ行き説明を受ける。
3年前の食道癌手術で施された全身麻酔は正式には鎮静剤に相当するらしい。
体にメスを入れる今回は麻酔のレベルが違うらしい。
「片肺沈めての手術ですかね」の言葉にビビりが入った。手術をキャンセルしたくなった。
9月11日 56歳の誕生日
夕食に病院スタッフからのお誕生日カードがあって癒された。
9月12日 胸腔鏡下胸腺摘出手術
13時予定だったが前の手術が押して14時10分から入室。
手術後の記憶はほとんど無い。排尿補助用の尿カテーテル(尿カテ)刺したまま甚平の前をはだけた状態で2人の看護師に処置してもらう。処置後「御気分はどうですかと聞かれて「ちょっと恥ずかしい」と答えたのがGunオヤジにとってかろうじて可能なボケだった。
9月13日 たくさんのチューブに繋がれてベッドの上
点滴で痛み止めの麻薬を注入。加速ボタンを押したら天井が周り軽い吐き気に襲われた。
点滴が頻繁に閉塞を起こすため予備の点滴口に付け替え、一本チューブを抜いた。
尿カテを抜かれた。息を吸い、吐いたタイミングで行く。その後頻繁に排尿をチェックされた。当日20時までに無い場合は感染症対策を施さなくてはいけなくなると脅されて頑張ってトイレへ行く。排尿時の痛みが半端ない。今回の手術で一番辛かったのは間違いなく尿カテを抜いた後の排尿だ。先っちょをハンマーで叩かれたような衝撃が来る。
この日だけ同室だった人のいびきが酷く、夜眠れずに結局この日3度も排尿した。
9月14日 全てのチューブから解放
麻薬が無くなり点滴チューブ、肺からのドレンチューブなど全てのチューブ取り外した。
さっぱりしたところで1階のタリーズに行ってコーヒーを飲んだ。自由を確認したかったようだ。
9月15日 朝、腹部のガーゼを防水シールに取り替えてシャワーもOKに
そして16日の退院許可が出たが、ちょっと急だったので17日の退院にしてもらたった。
今日も日課のようにタリーズのコーヒーを飲んだ。
手術室に行く際は、長めの甚平で中はペナッペナの不織布褌。
手術室に入る前の儀式(患者確認と引き継ぎ)があり、テレビで見たような手術室に入って手術台の上に寝る。
酸素吸入から始まり、「これから麻酔が入る」と伝えられる。するとすぐ視界が回り出した・・・と思ったら「手術が終わった」と起こされた。
ベッドごと入れ替えられて病室に戻ってきたようだが記憶がはっきりしない。
生還できたことは嬉しいが、褌も初。尿カテも初。しかしもっともインパクトがあった初はやっぱり排尿の痛さだ^^;
コメント