目覚まし時計は鳴らない

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ガン随筆

若い頃はとにかく眠かった。

上役の話など、申し訳ないほどによく睡魔に襲われた。
細胞レベルで体を作っている頃だったし、忙しすぎて睡眠不足が常態化していたことがそれに輪をかけた。

今では目覚ましなど使わなくなった。
無理して起きなくても眠っていられなくなった、というのが正確なのかもしれない。

あの頃が懐かしい。そしてもう戻れないと思うと少しさびしい。

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