骨を折ったこともある。ガンの手術も以前に2度ほど経験がある。よってもちろん入院経験もある。
でも今度の手術はちょっとヤバいかも。
午前中に手術から帰ってきたお隣さんは痛がっている。同時に痛み止めの麻薬が悪さして嘔吐もしている。Gunオヤジも麻薬をうたれると聞いた。気持ちよくなるのかと思ったけど逆かもしれない。
肺と尿道にカテーテルを入れる。酸素も排尿もコントロールできなくなる状態で他人に体を委ねるのだ。麻酔事故は毎年起こっている。運が悪ければ手術室に行ったまま逝ったきりということもありうる。可能性は低いとは言え、100万人に5人の希少ガンになった身としてはあながち無視はできない。
その最悪の事態を想定して考えると、まだまだやりたいことがあったなあとも思うし、中途半端で終わったことばっかりだし、もう2度と挑戦するチャンスがないのかと思うと少し寂しくもある。
平凡な一市民で大きな成功はおさめなかったけど、嫌いな人生じゃなかった。
後ろ髪を引かれないと言えば嘘になるが、いい人生だったと心から思える。
少し寂しいけど、死は避けられない。
関わってくれた全ての人に感謝の気持ちでいっぱいだ。
大変だろうけど、Gunオヤジは手術からはきっとなんとか帰ってくると思う。
でも、もしもの時を考えておくと、今の気持ちを表現しておいた方が後悔が少なくなる・・・気がした。
難しいのは妻に対してだ。感謝の気持ちは伝えたいが、一歩間違うと辛い思いを強くさせてしまうことになるかもしれない。逝ってしまうにしてもなるべく楽に別れてあげたい。
演技をしなくてはいけないかな。
そんな無理しなくていいのかな。
思考がまとまらない。
久々にパニック発作を起こした。
気晴らしに中庭に出てスケッチをした。
暇なのか忙しいのかも分からない。。。
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