食道ガンに関する確率

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ガン随筆

Gunオヤジは食道ガンの手術を受けて経過観察中だ。
2019年8月20日に定期検診を受けたクリニックで食道ガンの疑い。9月2日に東大病院にて告知。10月16日に手術。

食道ガンの5年生存率、ステージ0で87.0%。10人中1人は確実に亡くなる計算。
ステージ1で75.4%。10人中2人半が亡くなる計算。
Gunオヤジはステージ0か1という微妙な言われ方をしている。

なぜ食道ガンになったのか原因はわからない。統計から飲酒と喫煙が食道ガン発症の確率を高めるという相関関係があることがわかっている。

飲酒をする人はしない人の2倍の発症率らしい。とはいえ元々食道ガンの発症率は2%、なので2倍というと凄いことにも聞こえるが、100人中2人が4人になるという見方をすれば誤差の範囲にも見える。

ただし毎回2合以上飲む人は4.6倍(100人中9.2人)という調査結果も出ている。
またアルコールですぐ顔が赤くなる人はさらに倍率が高まるらしい。もともと飲めない人が付き合いで飲み始め、週5日以上毎回1合以上飲む人は飲まない人の5倍(10人)らしい。

そのうえ過去喫煙していた人は一般的に喫煙していない人の3倍以上のリスク。喫煙本数x年数がこのリスクを高めるらしい。

Gunオヤジは一般より少し早めの15歳くらいからタバコを吸い始めた。高校生の頃からコンパと称して居酒屋に出入りするようになった。別に世間様に対して斜に構えていたわけではないが、当時気の利いた中高生なら酒やタバコは珍しくなかった。

大学生、社会人と年齢とともに酒もタバコもかなりの量になった。30歳を過ぎてタバコをやめたものの、15年以上かなりのヘビースモーカーだった。
お酒は、もとはすぐに顔が赤くなるタイプだったが、どんどん麻痺していって結局休肝日など何十年も取らず、寝落ちするまで物凄い量のアルコールを毎晩摂取するような生活になっていた。

そう考えると2%x5倍x3倍=30倍?
いやいや数学ではないのだからこの計算は当てはまらない。あまり条件を細かくして、それらを掛け合わせても、現実と乖離するだけだ。あくまで100人中何人が発症したかという実績ベースで割り出さなくてはいけない。しかし、そもそもそんな細かな条件で調査した結果はおそらく無いだろう。

とはいえ、私よりタバコも酒も飲んだけど発症していない人もいるし、私より少なくて発症した人もいるだろうから、相関関係はあるものの本当のところ何がガンの原因になったのかはよく分からない。

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