1杯しか食べられないとしたら

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ガン随筆

人の一生を1杯の麺に置き換えて考えてみる。
一生は一生であり、二生ではない。
よって1回の食事ではどちらか1杯しか食べられない。2杯を食べ比べることはできない。

だとするならばいずれを食べるにせよ「むこうにすればもっと美味しかったかな」などと考えて食べるのと、「これは美味いー!」と思って食べるのではどちらが幸せだろうか。

蕎麦も美味いしラーメンも美味い。
蕎麦ばかり食べていればたまに食べるラーメンの方が美味しいと思うだろうし、ラーメンばかり食べていればたまに食べた蕎麦の方がもっと美味しいと思うだろう。
どちらも別物で美味しいのだから、比べることがそもそも間違っている。
ただいずれを食べるにせよ、より美味しく食べたいとGunオヤジは思う。

「あんな人生を送った方が良かったかなぁ」などと考えるのは人生の究極の無駄遣いだ。
「この人生は面白いー!」と思って生きるほうがいい。

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