ガン随筆

昨日の朝ドラ「おむすび」で北村有起哉さん演じるお父さんが胃ガンの診断を下された。
あれだけガンだガンだと引っ張ったのできっと肩透かしを食らうオチだと思っていたが、本当に胃ガンと診断を下されたのは予想外だった。

北村さんのキョドッた態度がおかしかった。
「リアルはそうじゃないよ」と思いながら自分が食道ガンの診断を受けた時のことを思い出した。

GunオヤジはADHDとギフテッド(一般的にIQ130以上の人)の特性を両方持った2Eだ。思考も多動性のため次から次へといろいろな考えが浮かんでくる。なので診断を受けてから頭の中が物凄く忙しかった。
考えるなといっても無理だ、次から次へといろんな考えが浮かんでくる。人は死んだらどうなるのか、時間の流れとは、そもそもビッグバンから時間が始まるなんてことがあるのか、死ぬ時人の意識はどうなるのか、Gunオヤジの記憶は誰に残るのかいつまで残るのか、死んだ後残してしまった家族はどんな思いをするのか・・・後に残す家族のことを考えると呼吸困難となりパニック発作を起こした。

「おむすび」は諸々脚本が甘いと思っていたが、こんなことを思い出しながら気がついたら無口で見入っている自分がいた。

#おむすびの話題なのに餃子の写真でごめんなさい

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