4年と1年、少し不安

ホーム » ガン随筆 » 4年と1年、少し不安
ガン随筆

今月後半は検査月間。
食道ガンは術後4年目の経過観察。両肺の初期ガンは6ミリからどこまで大きくなっているかの経過観察。そして1年前に切除した胸腺腫の経過観察が3週に渡って行われる。

月の後半と思っていたが、気がつけば食道ガン検診の2日前になっていた。
今日は誕生日なので妻とうなぎを食べに行く予定だが、あしたの夕食から検査用に空腹モードにもっていなくてはならない。

思えば4年前の内視鏡は太かった。精密検査は高い解像度が必要ということで太い内視鏡だった。そのため麻酔で意識をなくして検査をしていた。
ここ2年くらいだろうか。技術の進歩のせいか細い内視鏡で検査するようになった。精密検査なので時間が長いし、胸焼けする薬を食道内に撒かれるし・・・麻酔の方が楽だが、数秒で意識を刈り取る麻酔薬に比べたら体の負担は少ないのだろう。

再発の自覚症状も無く、大丈夫だと思っている。
だけどガンは早いステージでは自覚症状は出ない。そして目視で確認できるほど成長するのに時間が掛かるので4年目と言えど正直不安を感じる。いや4年目だからこそそろそろくるかと不安なのかもしれない。

胸腺腫の方は術後1年の経過観察となる。
胸腺全てを切除したので再発のしようが無いと担当医は言っていた。ただ良性なのに転移するのが胸腺腫であり、私の場合4センチまで大きくなっていたので、その可能性は否定できない。

両肺のガンもここ数年成長していない。今もほぼ隔月で高濃度ビタミンC静脈点滴をやっている。その他、毎晩ビタミンCや重曹やプロポリスを飲んでいる。どれも代替療法の範疇なので気休めかもしれないが、そう信じることで免疫効果が高まるなら私にとっては効果ありと言える。

検査に行くと担当医から「まずは5年を目指しましょう」と言われるが、今の心境としては「まずは4年目をクリアしましょう」なのである。

#食道がん #肺がん #胸腺腫 #脂肪腫 #がんファイター #がんサバイバー #まずは5年生存を

コメント

タイトルとURLをコピーしました