2022-09

ガン随筆

自分の歩んできた道を振り返る

もう4,5年前になると思うが、Gunオヤジは自分の人生を振り返ってみようと思った。 特に社会に出てからの記憶が薄い。忙し過ぎて覚えていないのだ^^; そこで自分史として年表をまとめ出した。 この自分史が今回の入院中に役立った。プリ...
ガン随筆

参考になった本 DIE WITH ZERO

「人生とは経験の合計である」という言葉に興味を惹かれた。 3回目のガンの手術を受けて自分の「死」というものをよく考えるようになった。 何のために生きているのか、何のために時間を費やすべきか、何もしなくても残り時間が減る焦燥感、自分が...
ガン随筆

5リットル超え

3年前に食道ガンの手術で全身麻酔をしたが、今回の胸腺手術の全身麻酔の方がはるかに大変だった。 どうやら食道ガンの全身麻酔は正確には全身麻酔ではなく「鎮静剤」で、意識が凄く朦朧としている状態なのだという。 そして今回の全身麻酔は正真正...
ガン随筆

小さな攻防

先日、胸腺腫手術から1週間の診断を受けてきた。 傷口は綺麗だと言われた。 胸で数カ所痛むところがあると伝えたが、その程度は想定内らしい。 退院以来キチッキチッと飲んできた薬だが、これもこれからは少しずつ飲み忘れても良いとのこと。 ...
ガン随筆

自分が好きだと辛くなる

自分を完璧な人間だとは思っていないが嫌いではない、むしろ好きだし、正直に言えばかなり好きなほうだ。 得はしなかったけど、ズルはしなかった。 モテモテではなかったけども老若男女問わず友達が多かった。 仕事も趣味も大成功はしなかったけ...
ガン随筆

理屈は正しいかも知れないが

ガン友の幼馴染がSNSに書いていた。痴呆が始まった体の悪いお父さんを大声で叱ってしまったと。 大事な服を大切に洗ったのだが、洗濯機から出す前にお父さんがよく見ずにその上から自分の服を入れてまた洗ってしまったようだ。 別の友人は「親が...
ガン随筆

横並びが好き

52歳でガンになり、「まだ早いのでは」と悲しんでいたけど、その感情がそもそもどこから来ているかと言えば、「他人と比べてまだ早い」と感じているのではないかということに気がついた。 「悲しい」が他人との比較から発生した気持ちということは、...
ガン随筆

ありがとうを伝えたい

ありがとうを伝えたい・・・が私はVIPでも何でもないので退院のセレモニーがあるわけではない。そこで、お世話になった看護師の方々に手紙を残すことにした。 バカだね〜とか言いながらお仕事のモチベーションが1%でも高まったらラッキーだ。 ...
ガン随筆

親父のくれた人生訓

「来てみればあっという間だったなあ」数年前に病床でGunオヤジの親父が言った言葉だ。 仕事に穴を開けてはいけないと、キリがつくまで1ヶ月以上も先延ばしにした手術、でも1週間ちょっとの入院期間も終盤に入り明日には退院となる。 今日この...
ガン随筆

生還

9月  7日 入院 9月  8日 麻酔カウンセリングへ行き説明を受ける。 3年前の食道癌手術で施された全身麻酔は正式には鎮静剤に相当するらしい。 体にメスを入れる今回は麻酔のレベルが違うらしい。 「片肺沈めての手術ですかね」の言...
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