Gunオヤジはアルト・サックスを吹く。上手いかどうかは関係ない。
武道も一生懸命やってきたし、仕事も一生懸命やってきたが音楽の世界はからっきしだった。ガンになって「もしかしたら自分は長くないかもしれない」と実感した時、たくさんの世界を見て、たくさんのことに挑戦しておきたいと思った。
だから腕前を人と比べるつもりもない。憧れるプレイヤーをYouTubeで見つけ真似して、音が出るだけで楽しい。それでいい。
さて、アコースティックのサックスは大音量だ。マンションを締め切って演奏をするのだが、やはり時間帯を気にしている。
吹きたい時に吹けないので電子サックスを買ってみた。世界的な半導体不足の中、半年待たされた。
音は電子音にしか聞こえないが、かなりアコースティック・サックスに近い操作性でお気に入りだ。
ただ一点気に入らない点がある。形がソプラノサックスなのだ。
アルトの綺麗なS字管ではない。リコーダーのような形だ。
首の角度や腕の角度がアルト・サックスと違うのがどうにも引っかかる。
そこでもう吹くことのなくなった古い格安サックスのネックを活用してみた。
時間が経ってもベタベタしないブチルゴムテープを本体にぐるぐる巻いて太さ調整をした。
これなら早朝でも深夜でも運指の練習ができる。
Gunオヤジなりの魔改造^^
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