保証を欲しがる自分がいる

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ガン随筆

今の会社を辞めらた自分はちゃんと生活できるのだろうか?
先のことを心配している自分がいる。
保証を欲しがって不安になっている自分がいる。

収入がなくなったらどうするか。
会社勤めをしないで生きていく方法はないのか。
好きなことだけして生きていけないのか。

焦るな、よく考えてみろ。

Gunオヤジが死んだあとは死亡保険が入るから解約しないかぎり家族の生活費の心配はない。
では、生きている間はどうするか。

男性の平均健康寿命は72歳、Gunオヤジは55歳だからあと17年。
退職金でマンションのローンはチャラだろう。あとは何か好きなことで小銭をもらいながら、貯金の切り崩しとのハイブリッドで行けるんじゃないだろうか。
それで貯金が底をついたら東京のマンションを売って、別荘に定住すれば第3の人生になる。
途中、海外協力隊とか参加できれば、第4の人生も送れる。
そう考えると既に人生貯金はそこそこあるので、今の会社を辞めてもなんとかなることがわかる。

「この川はね、別に急ぐ必要ないから。あんまり急いでしまうとね。もったいないよ。すぐに海に出てしまうから。」
これは有名なカヌーイスト野田知佑さんが四万十川を漕ぎ降りながら言った言葉だが、人生と死について語っている言葉にも聞こえる。

そうだ、今までの自分を無理に捨てる必要はない。
どうせ世の中も状況も変わるのだから、変化を楽しまなくてはもったいない。
どうせ状況が変わる時は悪くしか変わらないから、今を楽しまなくてはもったいない。

55年も頑張ってきたんだ。思いっきり失敗して、周囲の人に迷惑かけたっていいんじゃない。
失敗することも楽しもう。
文句言われることも楽しもう。

未来に保証なんかないし、あったら未来はつまらない。

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