3年前に食道ガンの手術で全身麻酔をしたが、今回の胸腺手術の全身麻酔の方がはるかに大変だった。
どうやら食道ガンの全身麻酔は正確には全身麻酔ではなく「鎮静剤」で、意識が凄く朦朧としている状態なのだという。
そして今回の全身麻酔は正真正銘の全身麻酔。事前に麻酔医の診断を受け、肺活量を測り・・・その人の体格に合わせ薬の量を調整し、手術中も脳波を見ながら常に眠りの深さを調整するらしい。
肺活量検査では、普通に吐く、勢いよく吐く・・・それらを組み合わせて3,4パターンほど検査した。
意外だったのはその測り方だった。息を吐いたところで「頑張って、そのまま吐き続けてください。もう少し」と言われた。すると吐き終わったところからも少しずつ息が出ることが分かった。感覚的には搾り出しの時間は10秒ぐらいだろうか。最後の最後まで絞り出すとGunオヤジの肺活量は5リットルを超えていた。
これだけ健康的なガン患者も珍しいだろう。
なんか少し「やったぞ」感があった^^
コメント