免疫のスパルタ教室「胸腺」・・・というテーマのテレビを見た。
18000のDNAを記憶してそれ以外の非自己の異物を攻撃するようキラーT細胞を教育する器官が「胸腺」である。
胎児の頃からフル稼働して思春期を過ぎると役割を終えて単なる脂肪細胞に変わっていく。
病気になるまで、そんな器官があることすら知らなかった。
一年前にこの胸腺に腫瘍が見つかった。
既に4センチまで成長していて隣にある心臓と押し合っている状態だった。緊急性が高いと言われて全て切除した。
もう胸腺が無いので再発の危険はないが、そんな大事な組織を切除したと思うと複雑な気持ちになる。
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