発想法は無いが

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ガン随筆

若かりし頃、Gunオヤジも発想法を勉強したことがある。
もっと豊かにアイデアが出たら仕事や趣味の世界で更に良い成績を残せるのではないか。
何冊も本を読んだり、講演を聞いたりした。

いくつかヒントも見つけた。マインドマップを使った1人ブレストなどの方法は今でも使っている。
ただ読んだ本の中で一番しっくりときた言葉があった。「発想法など無い」というものだった。

続きがある。「発想法など無いが、人は毎日日常生活の中でたくさんアイデアが閃いている。それらを少しでも多く拾えれば発想法に近い効果を得られるのではないか」というものだった。

確かにそうだ、歩いている時や、忙しい時の移動中などに限ってイイアイデアが浮かぶ。そして・・・数秒から数分で消えていく。
「さっき、すごくイイ考えが浮かんだのだが・・・何だったっけ」なんてことが毎日ある。

そのことを知ってから、Gunオヤジは常に小さな手帳を持ち歩くようにしてきた。最近だとスマホの音声認識機能を利用することもある。これなら道を歩いていて数秒でリマインダーにアイデアを残せる。長い文章にしないことも重要だ。詳細を残すより、一行以内でまとめることに気をつける。

とにかく一箇所に、簡潔にメモしておくことが重要だ。
天才でなくとも、そんな日常のコツで自分の能力をバージョンアップさせることができる。

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