短編小説

旅行

東南アジアを旅してきた その1

2月末に10日間ほどだったがGunオヤジは東南アジアを旅してきた。3年ぶりの海外旅行だった。 旅行会社のパッケージ・ツアーではなく、全部手作りでアレンジした旅行だ。不安も大きかったが、その分楽しくもあった。 「生きている」を実感した10...
ガン随筆

Gunオヤジ、離婚歴あり

Gunオヤジ、実は離婚歴がある。 今から30年ほど前に一度離婚している。 今でこそ離婚されるケースも増えてきているが、当時は「離婚する人間はどこか欠陥がある」と見られる時代だった。 離婚は双方に責任があると平気で言われたし、人からも責...
ガン随筆

いいこと

世の中にはいろんな「いいこと」がある。 例えば「言わなくていいこと」や「知らなくていいこと」なども含まれる。 子供の頃は全てを伝えることが誠実だと思っていたし、より多くの真実を知ることが良いことだと単純に思ってきた。 半世紀以上生...
ガン随筆

あんたは次男坊なんだから我慢しなさい

子供の頃から兄との仲がよくなかった。毎日のように嫌がらせをされ反発して喧嘩になった。 しかし幼少期における1年半の年齢差は大きい。いつも泣かされた。 そして父親からは「世界にたった1人の兄弟なんだから仲良くしなさい」と怒られた。それ...
ガン随筆

自分の歩んできた道を振り返る

もう4,5年前になると思うが、Gunオヤジは自分の人生を振り返ってみようと思った。 特に社会に出てからの記憶が薄い。忙し過ぎて覚えていないのだ^^; そこで自分史として年表をまとめ出した。 この自分史が今回の入院中に役立った。プリ...
少林寺拳法

1989 四国ツーリング記 4

9月18日 8:48 朝食を済ませて宿を発つ。 1泊2食付きで2300円、安い。安すぎる。さすがは会社の保養施設。予約してくれた父親に感謝だ。 見上げると天気が崩れそうだ、今日は東京までの長旅。 長距離ツーリング、少林寺拳法国...
少林寺拳法

1989 四国ツーリング記 3

9月17日 Day3 9:38 宿を出て一度山にのぼった。山にのぼるとは連盟本部に行くことを言う。少林寺拳法連盟本部は総本山少林寺でもあるためこのようにも言われている。 連盟本部で、この講習会の間にお世話になった先生方に別れを告げ...
少林寺拳法

1989 四国ツーリング記 2

1989年9月。Gunオヤジが23歳の頃、東京から四国までツーリングした時の記録、第二弾。 往復4日の行程の2日目、この日は京都から四国の目的地「少林寺拳法連盟本部」を目指す。 ********** 9月12日 Day2 ...
少林寺拳法

1989 四国ツーリング記 1

ブラックマンデーが発生したのが1987年。しかし日本はその後まだ数年はバブルの中で踊っている。そんな1989年、平成元年の話だ。 大学生だったGunオヤジは就職活動を終え、残り少ない大学生活を謳歌するタイミングで、四国にある少林寺拳法...
ガン随筆

腕に「不可忘」の傷がある

大学生の頃、友人に「腕に字が書いてある」と言われたことがある。 実はGunオヤジは左腕に「不可忘」とナイフで切った痕がある。 Gunオヤジには兄がいる。両親は考え方が古く、そして兄弟の扱い方に必ず差をつける長男重視の家だった。ただこ...
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