ガン随筆

1杯しか食べられないとしたら

人の一生を1杯の麺に置き換えて考えてみる。 一生は一生であり、二生ではない。 よって1回の食事ではどちらか1杯しか食べられない。2杯を食べ比べることはできない。 だとするならばいずれを食べるにせよ「むこうにすればもっと美味しかった...
ガン随筆

人の横に夢と書く

Gunオヤジが死んだらまず友人知人の記憶の中から消えるだろう。数日間だろうか。たまに思い出されることもあるかもしれないが、それもだんだんと少なくなっていく。 妻の記憶の中には少しだけ長く存在する。それでも2,30年も経てばその妻も死を...
ガン随筆

また会えたね

昨日は友人女性のフラメンコを見ながらランチをしてきた。 共通の友人ということで別の幼馴染の女性も来ていた。 その人とは幼稚園の頃からの知り合いだ。 幼稚園のクラスは隣だったが、ヤマハ音楽教室で一緒だった。 小中高と一緒だった。 ...
ガン随筆

死は緩やからしい

多くの場合、死は緩やからしい。 ベッドの上で痛みや苦しみと戦うような分かりやすいドラマチックな死などごく少数。 ほとんどのケースは病院の治療ベッドの上で眠っている時間がだんだんと増え、そのうち体の機能が停止するというもの。 という...
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卒婚

1月後には最初のガン手術から5年目の検診がある。 例えここで再発しても5年生存の壁はなんとかクリアできそうだ。 5年後生存率は68%だったから、おそらく7割の方にカウントされるはずだ。 とはいえ、もし再発していたら妻ときちんと話を...
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産業医さんのやさしさ 2

今の時代はメンタル疾患で休職する人が多い。 でも、中にはメンタル疾患のふりをする人もいる。 町医者は患者の要請で簡単にメンタル疾患の診断をくだす。 そこを見極めて会社を守るのが産業医の大きな役目の一つだ。 Gunオヤジは現在...
ガン随筆

産業医さんのやさしさ

ガン手術後に職場復帰する際は産業医との面談がある。 最初の手術の時は、復帰後すぐ1週間の合宿研修の講師を務めると言ったら、「そんなことして倒れたらどうする」と言われ「なんとかします」と強がった。 その3年後にまたガン手術があった。前回と...
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医療の限界

半年前に右腕を酷使して酷い筋肉痛になった。そしてその痛みがずっと残っている。 先月別件で街のクリニックに行った際に痛み止めのロキソニンを出してもらった。すごく効いたので今月も出してもらった。 でもそんなに飲み続けて良いのだろうか。先...
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気のせいではない

今日は運動もしたのに寝付けなかった。 ピルケースを見たら今日の睡眠導入剤を飲んでなかった。 自力で眠れないとはなんと情けないことか。 睡眠障害は気のせいや惰性ではないようだ。ガンは面倒くさい。フィジカルだけでなくメンタルにもくる。
ガン随筆

早朝覚醒か深夜覚醒か

午前2時30分に目が覚めた。 再び寝ようと目を瞑ったが眠れない。眠れないとたくさんの妄想が頭の中をよぎって疲れる。 3時も近くなった頃、諦めて起きることにした。 歳のせいか病気のせいか・・・寝ているのが辛いのだから起きるしかない。...
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