ガン随筆

5年生存率

食道ガンの手術から3年半が経つ。食道ガンはステージ1でも5年生存率は70%台。同じ条件の自分が10人いたとしてそのうち2人は確実に死ぬということだ。悲観と恐怖に飲み込まれた。 ある時他のガンサバイバーから次の言葉を聞いた。 「あなた...
ガン随筆

ハゲとEDとどちらを選ぶか

Gunオヤジはあと3年半で還暦を迎えるが、未だハゲでもなければ白髪でもない。 が数年前に頭頂部が少し危なくなってきたと感じたので予防に薬を飲み始めた。数ヶ月で見た目にもわかるほど髪が濃くなった。 昨年のガン手術のあと適応障害を発症し...
ガン随筆

大丈夫だ、なんとかなる

「大丈夫だ、なんとかなる」で、合っていると思う。 でも、そう言っている人は全員、まだ人生の途上にいて誰も最後まで生きてからの結論ではない。 ということは、それでいいんじゃないかと思う。 「ダメになるかもしれない」と思う人はダメにな...
田舎ぐらし

役に立ちそうな料理の基礎

日本では「コロナ」と言うが、海外では「コービット・ナインティーン(COVID19)」の呼び名が一般的だ。 さてそのコロナ禍でどの家庭でも自宅での料理が増えたようだ。 今日は基本的だけど知らなかった良い情報をもらった。 まず「包丁の...
少林寺拳法

鈎手守法の誤解

相手に手を掴まれた際に行う鈎手守法というテクニックが少林寺拳法にはある。 相手がこちらの体を掴んでくるということは遅かれ早かれこちらを操作するという意図があるので、それを防ぐための防御の姿勢のひとつが鈎手守法である。 しかしこの鈎手...
ガン随筆

もし「ガイロク」に出たら

ガイロクという番組がある。「あなたの人生のピンチ」は?と聞いてくるやつだ。 Gunオヤジの家の近くでもよくロケをしているようだが、もしあれに捕まったらなんと答えるだろう。 「ガンになったことがピンチ」と言えばそうなのだが、ちょっと時...
ガン随筆

人生は予測不可能で面白い

昨日10数年ぶりにお隣の別荘の方からお電話をいただいた。 別荘の維持費が馬鹿にならないという。高齢で車の運転もできず、子供もいないと言う、Gunオヤジが自分の別荘のついでに雑木の伐採をしようかと申し出たら、だったら土地をタダでくれると言わ...
ガン随筆

人は1日にあまり多くのことをできない

会社は病気休職に入っている。家で時間を持て余すかと思ったらなかなかそうもいかない。 あれもやろうこれもやろうと思ってToDoリストを書き出すが、ちょっとすると昼ごはんの時間になる。そしてまたゴールのはるか前で日が暮れて夕食の時間となる。 ...
ガン随筆

今とちょっと先

「未来のことより今を大切にしよう」・・・どこかしっくりこなかった。 もちろん、ずーっと我慢して我慢して最後まで将来のために我慢する生き方が正しいとは思っていない。 ただ「今を大切に」と言われてもピンと来なかった。今だけを切り出すことがか...
ガン随筆

出社しない年初

2023年の新年を迎えることができた。 年越しをこんなにも強く節目として実感できるようになったのは、大きな病気を経験したせいかもしれない。 そして出社しない1月を迎えたのは32年ぶりとなる。今月からGunオヤジは私傷病休職に戻った。 ...
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