はじめの1ヶ月

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ガン随筆

一昨日、今月のサックス教室のレッスンが終わった。
教室に通い始めた最初の1ヶ月となる。

Gunオヤジは音楽と縁の薄い人生を送ってきたが、昨年年初より一念発起、そして今月基本からきちんと学ぼうとサックス教室に通い出した。

9月1日の診察で胸腺腫の手術日程が決まる。胸の手術なので術後しばらくサックスは吹けないだろう。半分ぐらいの確率で肋間神経に後遺症が残るとも聞いた。ブレスを使って音を出すサックス演奏にどんな影響が出るのかよく分からない。
せっかく入ったサックス教室だけど、もしかしたら9月から休むことになるかもしれない。

では、なんでそんな中途半端な時期に入会したのか。

きっと達成したかったのではないかと思う。
「サックス教室にきちんと通う」という新しい挑戦を達成したかったのだと思う。

1ヶ月のレッスンは40分の練習を3回。だからサックス教室に通ったと言っても3回しか行っていない。たったそれだけだ。
でもサックス教室のレッスンを1ヶ月真剣に受講したのも事実。55歳のオヤジが平成生まれの先生にダメ出しされながら真っ赤な顔で頑張るのだ。大したもんじゃないか。

また一つやり遂げたことが増えた。
弱気になるな。まだ余命が見えたわけではない。
でも自分の達成したことも認めてやれ。
はじめの1ヶ月、よく頑張った^^

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