今年も生き切れた

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ガン随筆

2024年の大晦日を迎えた。
今年も生き切れて良かった。

食道ガンは再発の兆候もないまま5年を経過。ステージ1で32%の方が亡くなられる食道ガンで5年生存できたのだから上出来だ。
良性でも心臓や冠動脈に転移する悪性ガンみたいな動きする胸腺腫は、特に転移も認められないまま2年を経過。
両肺のガンの芽は今のところ大きくなっていない。
高濃度ビタミンCの静脈注射が効いているのか、プロポリスが効いているのか、ストレスをためないようにしているのが良いのか、たまたま運が良いのかは分からない。

あと、ADHDの診断を受けたのは予想以上にショックだったが、修理も交換も効かない脳ミソなら、いっそ強みとして考えられるよう頭の中の認識を書き換え中。まだできたとは言えないけど、なるべく早く気持ちを切り替えたいと思う。

50の手習いで始めたサックスはまだ3曲目の練習中だが、今年の練習最終日に先生から「入会されたときよりも大きな成長をグッと感じております」と慰めのようなお褒めの言葉をいただいた。

総じて良い一年だったと思う。
来年、もしガンが再発したとしても最後まで粘って生き抜いてやる。
そのまままた年末を迎えたらきっとゼロリセットになって次の一年を迎えられるだろう。

被弾はしたけど、まだ撃ち落とされたわけじゃない。
飛べるところまで飛んでみるのみだ。

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