別荘の土地購入時の考慮点 その2

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田舎ぐらし

さて前回は別荘と本宅の購入順序について書かせていただいた。
今回は、傾斜地北斜面の土地についての考慮点を書こうと思う。

Gunオヤジの別荘は山の北斜面の傾斜地にある。本やネットの情報では避けるべき物件の代表格だが、私はそんなことは無いと思う。
谷の先を国道20号が通り、その向こうに八ヶ岳の姿が広がっている。朝、昼、夕と山肌に描かれる影の表情が変わっゆく、実に雄大な景色を見せてくれる。
夜は北極星が真っ正面に見えて、そこを中心に星がゆっくりと回っていく。
他にもメリットがある。北向きの家を建てたので本の背表紙が焼けない。

かつて家は南向きが良いという鉄則があった。日光を多く取り入れることがその目的と習った。しかし現代は建築技術も進み建物の機密性が高い。温暖化が進むなか、日中太陽の日が差し込み、夕方も西日に悩まされるぐらいなら北向きの家の方が快適な気がする。

山の北斜面は雪が溶けないし・・・という声もある。しかしGunオヤジの別荘はそもそもあまり雪が降らない場所だし、雪があろうがなかろうが冬はストーブをつけるし、雪の中にイスを置いてコーヒーを飲むのもシャレオツだ。あまり不便を感じたことはない。

むしろ土地購入では他に気を付けるべき点がある。まずは近くに牧場が無いことだ。動物は可愛いし、食という意味で大変お世話になっているが、季節や風向きによって匂う。
できることなら避けた方が無難ではないだろうか。

その3へと続く

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