1989 四国ツーリング記 3

ホーム » 少林寺拳法 » 1989 四国ツーリング記 3
少林寺拳法

9月17日 Day3

9:38

宿を出て一度山にのぼった。山にのぼるとは連盟本部に行くことを言う。少林寺拳法連盟本部は総本山少林寺でもあるためこのようにも言われている。

連盟本部で、この講習会の間にお世話になった先生方に別れを告げ東京へと出発した。

10:00

瀬戸大橋記念公園着。開通を記念して税金を投入して作られたのだろうが・・・まったく人もおらず、箱物行政と言われても仕方がないくらい寂しいとこだった。

10:30

瀬戸大橋の上で他のライダーから本日初のVサインをゲットした。ライダーは面白い習性がある。街中の信号で並ぶと競走になるが、田舎の道ですれ違ったりすると友達になる。目があった瞬間Vサインを送るとVサインのお返しをもらえることがある。
そしてVサインをもらうとエナジーチャージになる。

瀬戸大橋を渡る途中、与島で冷やしうどんを食べた。400円、美味い。

11:40

岡山側で瀬戸大橋を降りる。ほんの数十分の通行で4020円。理由は想像つくが高い・・・。

13:30

走っていて睡魔に襲われた。すかいらーくに寄ってコーヒー休憩をとった。
地図を見ながら今後の作戦を立てる。本日の目的地は京都の渡月橋。中学校の修学旅行で一度行ったことがある。横からの景観が素晴らしい橋だ。

トイレも済ませてスッキリしたところで再スタートを切った。

14:37

一級河川 吉井川(岡山県)通過。非常に大きな川だったので何となくパチリ。

15:30

思いっきり山道で道に迷う。自分がどこを走っているのかよく分からないが、ガソリンメーターの針はだいぶ下を指している。ガソリンスタンドも全然見当たらず、だんだんとガス欠が心配になってくる。

15:45

道端にポツンと、いかにも田舎のガソリンスタンドというところを発見。ここでガスを入れホッと一息。

出発してすぐ、歩いていたお婆さんに念の為道を聞いた。お婆さんは親切に教えてくれた。でも聞いておいて良かった、あやうく反対方向に行くところだった。

道に迷うわ、時間だけどんどんと過ぎて行くわで写真も撮らず、メモも取らず、走りに走った。
兵庫を駆け抜け京都に入った時には日も暮れていた。京都の山道は鬱蒼とした木々に囲まれ、なかなか雰囲気がある。バイクに乗り始めた頃、西武球場横で遭遇した幽霊バイク体験を思い出してしまうほどだった。

私は幽霊を信じてはいない。ちょっと理屈で考えたらそんなのいるわけないことは誰にも分かる。ただ、大学1年の時にちょっと不思議な体験をしたことがある。後で知ったのだがそこはバイク事故が多い場所だったとのこと。
ふとその時の薄気味悪さを思い出すほどの鬱蒼感だった。

21:00

嵐山渡月荘に着いた。
父の会社の保養施設を予約してもらいっていた。旅館のチェックインとしては時間ギリギリだろうか。
豪華な夕食に舌鼓を打った。
松茸の土瓶蒸しもあったが、実はキノコが苦手だった。一瞬だけ迷ったが、いただいた。
今でもあまり松茸を美味いとは思わないがこの時ばかりはとても美味しく感じた。

本日の走行距離 349km

コメント

タイトルとURLをコピーしました