がんファイター

ガン随筆

人は誰でも芸術家

誰でも人生で最低ひとつは芸術作品を残せる。 自分の「人生」という作品だ。 それは巨大なキャンバスに絵を描くようなものかもしれない。スクリーンに映る壮大な映画のようなものかもしれない。作曲や演奏に近いかもしれない。 他の作品と違って...
少林寺拳法

上手くなれなくてもいいので偉くなりたい人

Gunオヤジは少林寺拳法を上手くなりたいと人一倍願って努力したが組織の中で偉くなりたいとはあまり思わなかった。 本部職員以外で少林寺拳法の専業はない。所詮は道楽の世界だ。道楽の世界で出世しても意味はない。出世など会社でやれば良いことだ。 ...
少林寺拳法

損をしたくない人は上手くなれない

損をしたくないのは誰でも一緒。 ただ度合いは人によって違う。 何人かで飲みに行くと下座に座らず、食べた皿の片付けは若い人任せ、他人の話を奪って自分の話たいことばかり話し、会計の際になると多めに出そうとせず割り勘でしか払おうとしない・...
ガン随筆

お世話になった人との決別

すごくお世話になった人がいる。 すごく尊敬する面も持っている。 だけど、すごく許せないことを今されている。 言っても変えない。 最後まで対話の機会を持とうとしたが、それすら無視するなら決別するしかない。 私のボスは私であり、私...
ガン随筆

我が道を行け

10代の頃からお世話になっている人がいる。 兄貴のような人だった。 でも袂を分たなくてはいけないようだ。 信念を曲げてまで合わせるつもりはない。 どうせ人は1人で生まれて1人で死ぬ。 短い一生、誰に遠慮する必要がある? ...
ガン随筆

余命4年だったとしたら

最初の食道ガン手術から4年目の検査をこの秋パスした。 嬉しい反面「もし・・・」ということを考えるともなく考えてしまう。 もしあの時、ガンが発見されていなかったら、今私は存在していただろうか。 もしあの時「余命4年です」と言われ...
ガン随筆

人生のコスパ

昔のドラマで「北の国から」というシリーズがある。 主人公は市の清掃作業員。 おそらく生命保険など掛けていないだろう。貯金もほとんどなく、日々食いつなぐために働いているように見える。 いわゆる上流階級ではないし、資産家でもない。 ...
ガン随筆

らんまんヒヤヒヤ

今日、朝ドラ「らんまん」が最終回を迎えた。 ヒロイン寿恵子が縁側で万太郎に「私がいなくなった(死んだ)ら、いつまでも泣いていてはいけませんよ」と言うシーンがあった。 Gunオヤジがガンになってから何度も妻に言いたいと思っていた言葉だ。 ...
ガン随筆

足のつかない恐怖

Gunオヤジはかなりカッパだ。 中学時代は水泳部部長、今でもスクーバ・ダイビングが趣味だ。 足のつかないところでも別に怖いと感じることはない。 でも4年前に食道ガンになった時、溺れるような物凄い恐怖を感じた。 ガン告知に自分の感...
ガン随筆

朝のバロメーター

今日の午後、先々週の診断結果が出る。 4年前の食道ガン手術の定期検査だ。検査の段階で「疑う余地はない」と言われていたので少し安心しているが、不意打ちは喰らいたくない正式な検査結果をもらうまでは気を抜かずにいこうと思う。 手術以来、朝...
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