悟りの境地には程遠いが

ガン随筆

焦りがち

あまり人に言っていないが、自分はとかく焦りがちなところがある。 いつもスケジュールに何か予定を詰め込んでおかなければいけないのではないかという思い込みがある。 誰かと会話する時は、早口で次から次に話を続ける。言わないと頭の中から考え...
ガン随筆

苦悩の根源はそこじゃない

友人から民間療法の資料が送られてきた。 ガンで苦しんでいるようなので是非試していただきたい、とのこと。 ありがたいが、いちいち試す気にならない。 恐らく胸腺切除手術は成功したとおもう。かなり大きく切除してもらったので再発の危険も低...
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復職判定面談

Gunオヤジは只今休職中の身。 そして今日、復職判定のため産業医と面談した。 無事復職の許可をいただいたが、ちょっと複雑な心境だ。 本当にこの答えを自分が望んでいたのか。 まだ前向きに仕事に取り組めるほど気力が戻っていない。 ...
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人生は1回こっきりの夏休み

死を身近に感じると人生の見方が変わる。 Gunオヤジもその1人だ。 その観点から「人生」は何に似ているかを考えると、それは子供の頃の「夏休み」に似ているかもしれないと思えてくる。 夏休みの最初の時期はとてもワクワク。海に行こうか、...
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けんかえれじい

「助けてくれ」あまり言った記憶がない。 マウントをとりたくてその言葉を待っているのが見え見えの人が多く、助けを求める気にならない。 自分は頑固なのだと思う。 どちらが良いのだろう。 負けて馬鹿にされている方が楽か、自分のプライド...
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あれから3年

胸腺腫手術からようやく1ヶ月が経ったとおもっていたら、今日は3年前に食道ガン手術で入院した日だった。ガンイベントが続く。別に記念日にしているわけではないけど、SNSの過去の投稿で出てきて分かった。 この3年間は東大病院に入院したり、3...
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同情を期待しない方がよい

なぜ自分は弱音を吐きたくなるのかを考えてみた。 気持ちを溜め込まずに吐き出すことは精神衛生上とても良い。 ただそれ以上にGunオヤジは「同情を貰いたい」と思っていることに気がついた。 同情をもらうことが悪いとは言わない。 それに...
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自分の歩んできた道を振り返る

もう4,5年前になると思うが、Gunオヤジは自分の人生を振り返ってみようと思った。 特に社会に出てからの記憶が薄い。忙し過ぎて覚えていないのだ^^; そこで自分史として年表をまとめ出した。 この自分史が今回の入院中に役立った。プリ...
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参考になった本 DIE WITH ZERO

「人生とは経験の合計である」という言葉に興味を惹かれた。 3回目のガンの手術を受けて自分の「死」というものをよく考えるようになった。 何のために生きているのか、何のために時間を費やすべきか、何もしなくても残り時間が減る焦燥感、自分が...
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小さな攻防

先日、胸腺腫手術から1週間の診断を受けてきた。 傷口は綺麗だと言われた。 胸で数カ所痛むところがあると伝えたが、その程度は想定内らしい。 退院以来キチッキチッと飲んできた薬だが、これもこれからは少しずつ飲み忘れても良いとのこと。 ...
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